IRONMAN #15 30KM地点での絶望…。初の42.195KMランに挑戦しました。
本日は「アイアンマンレースのランパートである42.195kmを完走する」という目標を掲げ、フルマラソンに挑戦しました。前日から雨予報が出ていましたが、本番で晴れる保証はどこにもありません。レース当日のコンディションに左右されない力を身につけるため、予定どおり練習を決行しました。コースは信号のない多摩川沿い。下流へ向かって走り、羽田空港で折り返し、その後は上流へ戻るルートです。普段からそれぞれランニングの練習は行っていましたが、フルマラソンの距離を走るのは全員が初めてでした。前回のロング走では20km地点で足が攣り、呼吸も乱れ、筋肉が硬直してしまうなど、厳しい現実を味わいました。しかし今回は違いました。スタートから10km、20kmと距離を重ねても、景色を楽しみながら雑談できる余裕があり、持久力の向上を実感することができました。途中雨に降られながらも、リズムよく走り続けました。また、長時間の運動に欠かせない補給も実践しました。途中でコンビニに立ち寄り、水分やエネルギーを補給。本番のアイアンマンレースでも補給戦略は重要になるため、単に走るだけでなく「長距離を動き続けるための補給」を意識できたことも大きな収穫でした。ところが、羽田空港で折り返して間もなく異変が起こります。呼吸にはまだ余裕があり、会話も問題なくできる状態でした。しかし、脚の疲労感だけが急激に増していったのです。関節は悲鳴を上げ始め、筋肉は徐々に緊張し、思うように動かなくなっていきました。そして迎えた30km地点。フルマラソンでは「30kmを過ぎてからが本当の勝負」とよく言われます。序盤は「そんなことないだろう」と笑いながら話していましたが、その言葉の意味を身をもって知ることになりました。それまで1kmあたり6分10秒前後で刻んでいたペースは、気づけば8分台まで低下。脚は文字どおり棒のようになり、一歩一歩を前へ運ぶだけでも苦しくなります。精神的にも非常に厳しい時間帯でした。しかも、アイアンマンレースではこの42.2kmのマラソンが最初ではありません。3.8kmのスイム、180kmのバイクを終えた先に待っている最後の種目なのです。「本当に完走できるのだろうか――」そんな不安が頭をよぎりました。もしかすると、私たちは少し楽観的すぎたのかもしれません。アイアンマンレース、恐るべしです。それでも、棒になった脚を必死に動かし続けました。最後の4kmは気合いでペースを立て直し、なんとか42.195kmを走り切ることができました。今回の練習で得たのは、大きな達成感だけではありません。同時に、自分たちの現在地を残酷なほど正確に突きつけられた気もします。もっと強くならなければならない。アイアンマン完走という目標は、まだ遠くにあります。だからこそ、これからも積み重ねていこうと思います。今回感じた焦りや悔しさを忘れずに、一歩ずつ前へ進んでいきます。
